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昇降機は狭い階段でもつけられるの? | 設置可能な方法

年齢を重ねるにつれて、階段の上り下りが負担に感じることはありませんか?

 

特に戸建て住宅では、2階に上がるだけでも危険を伴うことがあります。

「階段昇降機を設置したいけれど、うちの階段は狭いから無理かも…」と諦めてしまう方も少なくありません。

 

本記事では、狭い階段でも昇降機は設置できるのか、その方法や注意点、費用・補助金情報までわかりやすく解説します。

昇降機は狭い階段でもつけられるの? | 設置可能な方法

昇降機は狭い階段でも設置可能なのか?設置方法と注意点を徹底解説

昇降機の設置は、高齢者や足腰の不自由な方が安心して階段を利用できるようにするための重要な選択肢です。
しかし、特に日本の住宅では階段が狭い場合が多く、「自宅の階段でも昇降機は設置できるのか」と悩む方も多いでしょう。

 

本記事では、狭い階段に昇降機を設置する際の基準や必要なスペース、設置方法や注意点、助成金の情報まで、詳しく解説します。
自宅の階段に昇降機を導入したいと考える方は、ぜひ参考にしてください。

狭い階段とはどの程度の幅なのか基準を解説

一般的に「狭い階段」とは、階段の幅が700mm以下の場合を指すことが多いです。
実際には、住宅用の標準的な階段幅は約750mm〜800mmとされていますが、古い建物や限られたスペースを活用した住宅では、600mm台の階段も珍しくありません。

 

昇降機メーカーによっても対応できる最小階段幅は異なりますが、おおむね600mm以上あれば設置可能なモデルも存在します。
設置の可否や機種選定の判断には、実際の階段の幅を正確に測定することが重要です。

狭い階段に昇降機を設置する主な理由

狭い階段に昇降機を設置する理由は、主に家族の安全確保や自立した生活の維持が挙げられます。
高齢者や身体が不自由な方が階段の上り下りをする際、転倒やケガのリスクが高まるため、昇降機の設置によって事故を未然に防ぐことができます。

 

また、自宅改修や引っ越しの負担を減らし、住み慣れた家で長く安心して暮らせる環境を整えることも大きな目的の一つです。
このような理由から、限られたスペースでも昇降機の導入を希望する方が増えています。

昇降機の設置に必要なスペースと寸法の目安

昇降機を設置するためには、階段幅の最小寸法だけでなく、踏面(足を置く部分)の奥行きや踊り場の大きさも重要なポイントとなります。
主な家庭用階段昇降機の場合、階段幅は最低でも650mm〜700mm程度が必要です。

 

また、昇降時に機械本体や座面が干渉しないよう、階段のカーブやスタート・ストップ位置のスペースも要確認です。
スペースがギリギリの場合でも壁寄せ設置やレール形状の工夫といったオプションでクリアできる場合があるため、専門業者による現地調査が不可欠です。

曲線階段・直線階段ごとの設置の可否

直線階段の場合は、最も設置しやすく、多くの昇降機メーカーが対応機種を用意しています。
一方、曲線階段ではレールの設計や設置が複雑になるため、対応できる昇降機が限定されますが、技術の進歩で600mm台の狭い曲線階段にも設置可能なモデルも増えています。

 

いずれの場合も階段形状や曲がり具合、踊り場の有無によって適切な機種が異なるため、業者による細かな採寸と事前確認が必要です。
また、階段形状ごとに費用や設置期間も変わるため、複数社への見積りや相談がおすすめです。

階段昇降機の主な設置方法と工法

階段昇降機の一般的な設置方法は、階段の壁側または手すり側に専用のレールを取り付け、座面や椅子がレール上を移動できるようにする方式です。
レールは階段に直接取り付ける場合と、階段壁や床面に支持具やアンカーで固定する場合があります。

 

設置に際して階段自体の大幅な改造は不要ですが、場合によっては手すりや補強工事が必要なことも。
狭い階段ではレールの形状や角度、折りたたみ機能付きの座面など、設置スペースを最大限活用できる工夫が求められます。

費用の目安と助成金・補助金情報

昇降機の導入費用は、機種や階段形状によって大きく異なりますが、直線階段用であれば60万円〜100万円程度、曲線階段用は100万円〜200万円以上かかる場合もあります。

 

自治体によっては高齢者や障がい者のための住宅改修助成金や補助金が利用できる場合があり、申請には福祉関係窓口や工事業者の協力が必要です。
条件や金額、手続きは地域ごとに異なるため、設置を計画する際は必ず事前に情報収集を行い、活用できる制度を上手に使いましょう。

後から昇降機を追加設置する場合のポイント

既存住宅にあとから昇降機を設置する場合、階段や周囲の構造体への影響を最小限にしつつ、最適な位置や方向を慎重に選定する必要があります。

 

特に古い住宅やスペースが限られた環境では、レールの取付け位置や電源確保、壁素材への対応を考慮しなければなりません。
また、設置後に違和感なく生活動線を確保するため、折りたたみ式座面や省スペース設計の昇降機が有効です。
施工前には業者による詳細な現地調査を受け、適切なアドバイスを受けることが重要です。

利用者の安全性を高める工夫と注意点

昇降機利用時の安全性を高めるためには、動作時のロック機構や座面の回転機能、ベルトやセンサーによる停止機能など、各種安全装置が充実している機種を選ぶことが大切です。

 

また、家庭内で他の家族が階段を利用する場合、座面が折りたたみ式で通行の妨げにならないよう配慮しましょう。
定期的なメンテナンスや利用前後の安全確認も日常的に心がけることで、思わぬ事故やトラブルを防ぐことができます。

メンテナンスとアフターサポートの重要性

昇降機の安全かつ長期的な利用には、定期的なメンテナンスと万一のトラブル時に対応できるアフターサポートが不可欠です。
設置後もメーカーや販売店による点検サービスを受け、昇降機本体やレールの消耗・異常を早期に発見することが事故防止につながります。

 

また、万一の故障や異音発生時にも迅速に駆けつけてくれるサポート体制が整っている業者を選ぶことで、利用者や家族が安心して使い続けることができます。

まとめ|狭い階段への昇降機設置を成功させるためには

狭い階段にも設置可能な昇降機は、設計や機種選び、現場調査を丁寧に行うことで安全かつ快適な住環境を実現できます。
必要なスペースや階段形状、助成金情報をきちんと把握し、信頼できる専門業者と十分な打ち合わせやメンテナンス体制の確認も欠かせません。

 

高齢者の安全な暮らしをサポートし、住み慣れた自宅で長く快適に生活を続けるためにも、今回ご紹介したポイントを参考に昇降機設置を前向きに検討してみてください。

 

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