車いすの生活で困ることって?具体的な場面で考えよう
車いす生活は、最初は大変でも慣れてくると困ることはないのでは?と思う人もいるかもしれません。確かに、車いす生活の人は、本当に車いすをうまく使いこなしています。恐らく、相当な努力をされたのだろうと思いますが、実際には車いす生活の人にしてみると、皆さんが思うよりも困ることというのは、たくさんあるのだそうです。
今回は、車いす生活の人が困っていることを具体的に考えてみましょう。
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目次
車いす生活は困ることが多い
車いすを使っている人を見ると、とても操作がうまく、使いこなしているという印象を受けます。車いす生活が長くなればなるほど、困ることも少なくなるのではないかと思いがちです。しかし、実際に車いすを使っている人に聞いてみると、普段の生活の中で困っていることは数多くあるというのです。それは、全ての日常の中で、目線や動線が、車いす生活に対応していないことが挙げられます。目線や動線について、私たちはどこまで車いす生活の人の立場に立って考えたでしょうか。立ったままの目線や動線、これが車いすでは座った状態での動きになります。立っている人が座るのは、さほど難しいことではありませんが、立つことが難しい人がその高さを中心に生活をする、これは本当に困ることが多いといえるでしょう。ここからは、具体的にどういったことが、車いす生活で困ることなのかお話します。
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車いす生活で困ること①段差
車いす生活の人でなくても、段差があると躓くことがありますし、転ぶこともあります。ですが、これはあくまでの一定の高さの段差の話で、ちょっとした段差には困ることはありませんよね。ところが、車いす生活の人には、このちょっとした段差も、大きな壁のようになります。最近の車いすは、とても軽量になり、操作がしやすくなっていますが、段差を乗り越えるにはかなりの力を必要とします。ちょっとした段差なら問題ない、そう考える人もいるかもしれませんが、どんなに軽量の車いすでも、そこには自分の体重が乗っています。
段差を乗り越えるときには、自分の体重を腕の力と操作で持ち上げなければなりません。あまりにも力が入りすぎると、後ろに倒れてしまうかもしれませんし、前のめりになって車いすから落ちてしまうかもしれない、そんな恐怖感を抱きながら、段差のないところを探さなければなりません。すぐそこに行きたいところがあるのに、段差があることで時間と体力を使うことになるのは、かなり困ることといえますね。段差は外だけでなく、家の中にも存在します。階段や部屋と部屋のあいだなど、段差にみえない部分でも、車いす生活の人には大きな壁と同じだと考えてください。
車いす生活で困ること②買い物
買い物は、目的のものを買うだけでなく、いろいろな商品を手に取ってみるだけでも楽しいものです。ですが、車いす生活の人にとって、この楽しいはずの買い物も、困ることの一つになりやすいのです。私たちが買い物をするときに、欲しいものや興味をひかれたものがあったとしましょう。その商品を手に取って、という段階で、車いす生活の人は「届かない」というケースが多いのです。座ったままの姿勢では、買い物の際の商品の陳列は、とても高いところにあって、正直届きません。買い物のたびにそんなことがあると、楽しむことができません。また、これは店舗によって違いますが、エレベーターがない場合には、階の移動もできないので、非常に困ることになります。自分の希望通りに買い物ができない、これは大きなストレスではないでしょうか。
車いす生活で困ること③外出
これは先ほどの買い物にも、似たような感じになりますが、外出をするというのは、気分転換や趣味、仕事などが当てはまりますよね。外出をするとなると、車いすだけで行く距離でない場合には、公共交通機関や自家用車などが必要になります。車いす生活でも車を運転する人は、割と自由に外出ができますが、そうでない場合には、出かけること自体がとても困ることになるのです。自分一人では外出できない、誰かにお願いしなければならない、こういった段取りが大きなストレスになりますし、行動の自由を奪われていることになるので、何とか解決してあげたい問題といえます。
また、外出というのは、目的地に行くことだけではありません。目的を果たしたら、帰宅しなければならないのです。簡単な外出でも、行き返りの段取りをしっかりとしておかなければなりませんし、不測の事態にはどうするのかということも頭の隅に置いて行動しなければなりません。車いす生活の場合、天候も外出に大きな妨げになります。天候をあらかじめ把握しての外出となるので、車いす生活の人は、細かな点にまで配慮して行動する必要があるのです。もちろん、自分の行動を慎重に、計画を立てて行うのはとても大切ですが、毎回の外出に必須となるのは、やはり困ることの一つといって良いでしょう。
まとめ
車いす生活は、とにかく不便なことや困ることが多いです。最近では、いろいろな方面でバリアフリー化が進み、車いす生活の人の困ることを少しでも改善できていることもあるでしょう。ですが、そのバリアフリーが本当に車いす生活の人の困ることを解消してくれているのかは、使う側の立場になって考えなければ有効とはいえません。当社では、階段昇降機を取り扱っております。自宅でのバリアフリー化はもちろんのこと、車いすでも階段の上り下りが可能ですので、関心のある方はお気軽にご相談ください。
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