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介護現場の車椅子とベッド間の移乗介助!手順と事故予防の方法を解説

介護施設において、移乗は毎日何度も行う介助の一つです。
しかし、移乗介助のポイントや注意点を押さえずに実施すれば、怪我や事故にもつながる可能性があります。

介護現場の車椅子とベッド間の移乗介助!手順と事故予防の方法を解説

本記事では、最もよく行う「ベッドと車椅子間の移乗」に焦点を当てて、ポイントと注意点を解説します。
利用者に不安な思いをさせないためにも、自信を持って移乗介助ができるようにコツを押さえておきましょう。

介護に必要な移乗介助の方法!ベッドと車椅子間を解説

まずはベッドから車椅子へ移乗する場合です。

 

1. 利用者の態勢を整える
2. 足のポジションを決める
3. 車椅子へ移乗する

 

利用者にベッドの前方に浅く座ってもらい、前傾姿勢にしたうえで体を密着させます。
利用者の脇の下から抱えるように手を入れて、移乗する方向の手を肩甲骨に、反対側の手を骨盤に添えておきましょう。

 

車椅子に近い利用者の足先に介助者の足を置き、もう一方の足は踏み込んだときに2人の膝が当たるくらいの位置に置きます。
その際、介助者は足幅をしっかり取って軽く膝を曲げます。

 

前方に体を傾けながらお尻を浮かせて、高さは変えずに車椅子のほうに回転しゆっくり座らせましょう。

車椅子からベッドへ移乗する際も、同様の流れで行ってください。

 

また移乗直後は、利用者の態勢が安定せずにベッドで倒れる可能性があるため、すぐに手を離さないように気をつけましょう。

介護に必要な移乗介助のコツは事前のセッティング

移乗時のポイントももちろん大切ですが、事前のセッティングで移乗がスムーズに行くかどうかが決まるといっても過言ではありません。

 

以下を参考に、移乗のセッティングをすませておくとよいでしょう。

 

● 車椅子へ移乗する際はベッドを高めにセットする
● ベッドへ移乗する際はベッドを低めにセットする
● 車椅子のフットレストやひじ掛けは事前に上げておく
● 車椅子とベッドは近くにセットして角度が約30度になるようにする
● 片麻痺がある場合は麻痺側が移乗先にならないようにセットする

 

これらを意識して準備すれば、移乗介助に苦戦するケースは少ないでしょう。

介護に必要な移乗介助をする際の注意点5選

移乗時に安全への配慮を怠れば、転倒により打撲や骨折など利用者に害が及びます。
介護するスタッフとして利用者の安全を守るのは当然の義務です。
怪我や事故につながらないように配慮した移乗介助を行いましょう。

 

1. 腕を引っ張らない
2. 車椅子のストッパーを確認する
3. 勢いよく座らせない
4. ボディメカニクスで重心を安定させる
5. 移乗後すぐに手を離さない

 

こちらでは5つの注意点を解説するので、ぜひ確認しておいてください。

1.腕を引っ張らない

利用者をベッドから起こす際や、移乗のために態勢を整える際などに腕を引っ張っていませんか?

 

腕を引っ張ると、脱臼する恐れがあります。
腕を引っ張っている自覚がある方は、以下のような対応に変えましょう。

 

● ベッドから患者を起こす場合は腰と背中に手を入れる
● 移乗のために態勢を整える場合は肩甲骨や腰まわりを手で支える

 

腕を引っ張らなくても安全に移乗解除する安全な方法があるので、それらを実践するようにしてください。

2.車椅子のストッパーを確認する

移乗時は、車椅子のストッパーをするのが基本です。
ストッパーを忘れると、移乗途中で車椅子がズレて利用者が滑り落ちて怪我をするリスクが高まります。

 

当たり前と思わず、確実に止まっているか何度も確認するぐらいの気持ちを持っておくとよいでしょう。
また、ストッパーを止める際にはフットレストや肘置きも一緒に上げておくと移乗がスムーズです。

3.勢いよく座らせない

力任せに移乗を行うと、移勢いがついて利用者の体制が崩れやすくなってします。
ベッドや車椅子から転落したり車椅子ごと転倒したりするリスクがあるので、勢いのつくような力任せの移乗はやめましょう。

 

以下で詳しく説明するボディメカニクスを上手く使うと、力を入れなくても安定した移乗ができるようになります。

4.ボディメカニクスで重心を安定させる

ボディメカニクスとは、骨や関節、筋肉などが互いにどのように作用するかといった力学的関係を活用したものです。
介護の場面ではボディメカニクスを上手く利用して、最小限の力で安定した介助を行えます。

 

毎日のように移乗を行うスタッフは、体への負荷から腰痛に悩まされがちです。
ボディメカニクスは、安定して患者を支えられるため事故予防につながるだけでなく、腰痛対策にもなります。
体重の重い方でもある程度対応ができるため、習得しておくべきスキルです。

5.移乗後すぐに手を離さない

移乗してすぐに手を離すと、以下のようなリスクがあります。

 

● 利用者がベッドや車椅子に深く座れておらず転倒する
● 態勢がまだ安定しておらず倒れてベッド柵や壁で頭を打って打撲する

 

利用者に麻痺があったり移乗に勢いがつきすぎたりしてしまった場合は、特に注意が必要です。
移乗後に「大丈夫ですか?手を離しますね?」など、一言声をかけてからゆっくり手を離すようにしましょう。

まとめ

介護施設で毎日のように行われる移乗介助ですが、たかが移乗と軽視してはいけません。
利用者を安全に移動させるには、事前のセッティングと一つひとつの動作ポイントを押さえる必要があります。

 

また、一歩間違えれば利用者に怪我をさせる恐れもあるため、事故を防ぐための注意点についても意識しておくとよいでしょう。
利用者の力を引き出しつつ、安心して身をゆだねてもらえる移乗を目指してください。

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