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シニアになった犬に階段は危ない?危険な理由と対策を紹介

「シニアといわれる年齢に入った愛犬が階段を昇り降りするのは危ない?」
「シニア犬が階段を登らないようにする対策を知りたい」

 

シニア期の愛犬の足取りに不安を感じ、対策を取りたいと願う飼い主さんはきっと多いでしょう。

この記事では、シニア期に入った犬が階段を使う危険性や、階段を使わせないようにする対策を紹介します。

 

また、シニアの大型犬と今までどおりに暮らしたい方へ「わんわんリフト」の解説もしています。
シニア犬と暮らしている、これからシニア期に入る犬との暮らしを考えている方はぜひご覧ください。

シニアになった犬に階段は危ない?危険な理由と対策を紹介

シニア期の犬が階段を使うと危険な2つの理由

犬は一般的に7〜8歳以上からシニア期に入るといわれます。
7~8歳は人間に換算すると小型・中型犬で45歳前後、大型犬で55歳前後です。
シニア期に入った犬が階段を使うと危険な理由は以下の2つです。

 

1.階段から落下
2.足や腰への負担

 

胴長・手足が短い犬種は、特にシニア期の階段昇り降りトラブルが起きやすいので注意しましょう。

理由①階段から落下

犬は上半身に重心がある生き物です。
そのため、階段を降りるときの下向きになる体勢はバランスがとりにくく不安定となります。

階段を踏み外したり、足を滑らせたりすると、一気に階下まで落下する可能性もあり危険です。

 

落下した衝撃で骨折や関節・内臓を痛める恐れも考えられるため、階段はシニア犬にとって危険エリアと理解しておきましょう。

理由②足や腰への負担

落下原因と同じように上半身を下向きにして階段を降りるため、足や腰に大きな負担がかかります。
また、階段を昇るときの後ろ足で体を支える体勢は、体の中心となる腰にダメージを与えます。

 

足や腰以外にも、関節・骨・筋肉などに衝撃が伝わって手足を痛める可能性があるでしょう。
シニア犬でない若年層の犬にとっても、階段の昇り降りはリスクがともなう行為なのです。

シニア期の犬が階段の使用が原因で引き起こす症状とは?

若年期から階段の昇り降りを日常的にしていると、シニア期にヘルニアを発症する可能性が高まります。
ヘルニアによって下半身に痛みや麻痺が生じ、症状が強いと歩行困難となり介助が必要です。

 

階段から落下すると骨折や内臓損傷など大きなダメージにつながる恐れもあります。
以下のような様子があったときは、かかりつけの病院で診察してもらいましょう。

 

● 背中を触られるのを嫌がる
● 足を引きずる
● 足を庇って歩く
● 散歩を嫌がる など

 

階段以外にもソファなど高さのある家具の昇り降りでも、ケガをする場合があります。
普段から愛犬の変わった行動に気づき、早期発見・治療を心がけましょう。

シニア期に入った犬に階段を使わせないようにする方法は?

シニアといわれる年齢に達した犬のために、飼い主が階段の使用を防止する方法は以下2つです。

 

1. 階段前に柵を設置
2. トレーニングをする

 

行動範囲が狭くなるため、シニア期の犬はストレスを感じやすくなります。
愛犬にストレスを溜めさせないように、散歩や遊びなどをして適度に発散させましょう。

方法①階段前に柵を設置

シニア期に入った犬の階段利用を防ぐために、柵(ゲート)を設置する方法があります。
柵はペット用・ベビー用など、商品によって高さ・機能・価格がさまざまです。
これらの柵は、ホームセンターや通販で購入可能です。

 

壁固定・突っ張り式などタイプがあるので、階段の昇降口の幅に合うサイズから柵を選べます。
階段の昇り口・降り口の2カ所に柵を設置して、シニア犬の利用を防止しましょう。

方法②トレーニング

シニア犬の階段利用を防止するために、トレーニングをする方法もあります。
階段の利用を覚えている犬の場合、シニアになっても昇り降りの危険な階段を使おうとしがちです。

 

階段を使おうとした瞬間に「ダメ(NO!)」と、その場で伝えていくトレーニングを、犬に施しましょう。
クリッカーなど犬のトレーニング用品を用いて、ルールを覚えてもらう方法も活用できます。

シニア期の犬でも階段を使いたいときに有効な2つの対策

今までと同じように階段を使いたいシニア期の犬のために飼い主ができる対策は以下2つです。

 

1. 滑り止めの設置
2. スロープの設置

 

小型・中型犬であれば抱き上げて階段の昇り降りもできますが、不在時のリスクを軽減するためにも対策をするとよいでしょう。

対策①滑り止めの設置

犬の足が滑りやすいフローリング材で造られた階段には、滑り止めマットや絨毯などを敷きましょう。
滑り止めを設置すると、落下防止や着地時の足・腰・関節への衝撃や負担が軽減されます。

 

階段の昇り口は降りるときに1番体に負担がかかるエリアです。
ジャンプをして階段から降りるときもあるため、体と同等サイズでマットを敷くのもよい方法です。

対策②スロープの設置

階段の段差をなくすスロープを設置すれば、段差の昇り降りが不要になります。
スロープはリフォームやDIYなどで製作して、階段横に取り付ければOKです。

 

スロープを設置した場合は、使い慣れた階段ではなくスロープを歩かせるようにトレーニングをしてください。
愛犬と今までどおり過ごせるようにリフォームをしたり、新たに建てる予定のある家をバリアフリーにしたりするのもよいでしょう。

シニア期の犬の階段昇降をサポートする「わんわんリフト」

シニア期に入っても愛犬と今までどおり暮らしたいと考えている方は「わんわんリフト」を設置する選択もあります。
わんわんリフトは、大型犬用の家庭用階段昇降機で屋内・屋外の直線階段に設置可能です。

 

レールの出幅が少なく省スペースで、動きもスムーズなのでシニア犬でも安心して乗れます。
リフトを利用し、シニア犬が今までと同じように家の中を行動できるようにしてはいかがでしょうか?

まとめ

犬にとって階段の利用はヘルニアや骨折などの危険があり、シニア期に入った犬はよりリスクが高まります。
階段の利用によって病気やケガの負担を減らすためには、柵の設置や階段利用を防止するトレーニングが必要です。

 

これまでと同じように上階の行き来をできるようにするなら、滑り止めマットやスロープを設置するとよいでしょう。
抱き抱えるのが難しいシニア期の大型犬には、リフトを使った階段の昇降が安全です。

「わんわんリフト」が気になる方は、ホームページよりお問合せください。

 

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