高齢者に多い歩行障害の原因とは?|階段昇降機(車椅子用・いす式)の設置販売なら神奈川のシティーリフトかわさき

受付時間 9:00~17:00044-750-0716

お役立ちブログBLOG

お役立ちブログ

高齢者に多い歩行障害の原因とは?

高齢者になると、聴力や視力が低下したり全身の感覚が鈍くなったりとさまざまな身体の機能が衰えていきます。 中でも介護につながる恐れもあり注意したいのが歩行機能の低下です。 歩行障害は転倒による骨折を招くリスクを上げる恐れもあり危険です。 歩行障害とはどんなものなのか、しっかり理解しておきましょう。

高齢者に多い歩行障害の原因とは?

高齢者に多い歩行障害とは

若い頃には何も意識せずに歩く動作ができますが、高齢者になると身体機能の衰えによって、歩く動作でさえも問題が出てきます。 それが、高齢者の歩行障害と言われるものです。 60歳以上の高齢者のうち15%以上が「上手く歩けない」「ふらつきがある」など歩行に関する障害を抱えていると言われています。 軽度の歩行障害は、手すりなどを使えば歩けるレベル。一人で歩く際に少しふらつきが起こることがあります。 重度の歩行障害になると、一人では歩けず、手押し車のようなものや歩行介助が必要になります。 高齢者に多い歩行障害は日常生活にさまざまな悪影響を及ぼすと同時に、脳梗塞やパーキンソン病などの疾患が隠れていることもあるので注意が必要です。

高齢者の歩行の特徴と歩行障害の原因について

高齢者に多い歩行障害は身体機能の低下が大きな原因ですが、どこの機能が低下しているのか、またどの程度低下しているのかによって歩行障害の症状も異なってきます。 一般的な高齢者の歩行障害の特徴としては「歩く速度がゆっくりになる」「歩幅が狭くなる」といった症状が挙げられます。 また「ふらつき」「痛み」「足の筋力の衰えによるすり足歩行」も高齢者に多く見られる歩行障害の症状です。 足の筋力低下による「すり足」や「ふらつき」などは、転倒や骨折を招く恐れがあるので要注意です。 高齢者は筋力だけでなく骨も弱くなるので、何かの拍子に転倒して骨折し、そのまま寝たきりになってしまうケースは多いです。 骨折をしなくても一度転倒すれば、足に痛みが残ったり、歩くのが恐くなったりして歩かなくなる恐れも。 歩くことが減ると足腰が弱り、寝たきりに近づいてしまうのも問題です。 歩行障害は少しずつ自覚することが多いのですが、昨日とはあきらかに歩き方に違和感があるなどの急な歩行障害の場合は、脳梗塞などの病気が関わっていることもあります。 その場合は早急に診察や検査をお勧めします。

高齢者の歩行障害を予防する方法

加齢による身体機能の低下は誰にでも起こることで仕方のないことですが、歩行障害を防ぐことは十分にできます。 歩行障害の大きな原因は足の筋力が低下することなので、日頃から運動をする習慣を持つことが大切です。 全身の筋肉の実に3分の2が下半身に集中していて、足は第二の心臓とも言われているので、歩行障害を予防するためには歩くことが一番のトレーニングになります。 ゆっくりと散歩をするだけでも血液の巡りを良くして健康な身体作りに役立ちます。 ただし、足の筋力を鍛えるためには歩く速度にも注意しましょう。 一歩一歩の歩幅を大きくするように心がけ、歩調を速くすれば、自然と歩く速度は早くなります。 歩く歩幅を広く歩調を速くように心がけることで歩行機能を改善でき、歩行障害を予防することができます。 ただし、それまで運動習慣がほとんどなかった人にとって、急に早く歩くことは身体への負担が大きくなり心臓や血管へのダメージも心配です。 自分のペースで休みながら行うことが大切です。

高齢者の歩行障害に家族はどう関わっていくべき?

歩行障害のある家族と一緒に住んでいる場合は、転倒を予防する生活環境を整えましょう。 室内では居間やリビングの転倒率が約20%と一番多く、その次が玄関と言われています。 階段や寝室、廊下なども転倒しやすい場所です。 絨毯や敷居、落ちている新聞紙などでも十分に転倒します。 歩行障害による2次疾患のアクシデントを防ぎましょう。 自宅では手すりをつけたり、段差をなくしたりして、バリアフリーな環境を整えましょう。 高齢者の歩行障害は、加齢による身体機能の低下が原因となっています。 寝たきりのリスクも上げる歩行障害は、何より歩くことが予防になるので普段から歩くことを心がけましょう。

関連記事

  • 車椅子と浴室の安全対策!事故を防ぐコツとは車椅子と浴室の安全対策!事故を防ぐコツとは 浴室は私たちの生活に欠かせない場所ですが、車椅子を使用する方にとっては事故が起こりやすい危険な空間ともなり得ます。 車椅子使用者が安心して浴室を利用できるようにするためには、どのような対策が有効でしょうか?   この記事では、浴室事故のリスクを下げ、安全かつ快適 […]
  • 家庭用エスカレーターは存在するの?代わりになるのは階段昇降機家庭用エスカレーターは存在するの?代わりになるのは階段昇降機 駅や商業施設などでは、階段の上り下りを安全かつ楽にしてくれるエスカレーターが設置されています。 エスカレーターであれば、高層階に行くのも降りるのも簡単なので、自宅にもこういった設備を導入したいと思う方もいるかもしれません。 今回は、家庭に設置できるエスカレーターは存在するの […]
  • バリアフリー住宅で要となる階段の寸法とは?バリアフリー住宅で要となる階段の寸法とは? 高齢の方や体が不自由な方がいるご家庭であれば、バリアフリーにするのが鉄則です。 また、今は若くて健康な方でも、将来的には階段の上り下りが辛くなるかもしれないので、バリアフリーを踏まえた階段設計をする必要があるでしょう。 しかし、敷地面積が狭い場合は2階建ての住まいにする必要 […]
  • 階段の有効幅を見直そう!住宅・マンションの設計基準と寸法計算法を徹底解説階段の有効幅を見直そう!住宅・マンションの設計基準と寸法計算法を徹底解説 階段は私たちの暮らしに欠かせない要素であり、住宅や建物においては、機能性だけでなく安全性にも配慮された設計が求められます。   この記事では、階段の幅や基本知識について解説し、建築基準法による階段寸法の規定や計算方法についても詳しく述べていきます。 階段の設置や […]
  • 車椅子のデメリットを知っている?種類と特徴もしっかり把握しよう車椅子のデメリットを知っている?種類と特徴もしっかり把握しよう 車椅子は、歩けない人の移動手段としてよく使われますし、外で使用している人を見かけることもあるでしょう。 車椅子に対して「とても便利なもの」というイメージを持っているもしれませんが、実は車椅子にはデメリットもあります。 使いにくさや危険性もないわけではありません。 ここでは […]
  • 介護をしている人まで認知症に!?認認介護の問題とは?介護をしている人まで認知症に!?認認介護の問題とは? 高齢化社会の中で、高齢者が高齢者を介護する「老老介護」は大きな問題になっていますが、それと同じくらい問題視されているのが「認認介護」です。 しかしながら認認介護に関しては、あまり知られていないのが実情です。 ここでは、認認介護とはどのようなものか、どういった危険性があるのか […]
このページのトップに戻る